第五章 みなみは人のつよみを生かそうとした
1)練習内容の変更
そんな大きな仕事を私に任せてくれるんだ・・・
文代は加地と協力して
練習メニューの作成にとりかかった
練習も試合のように魅力的にすることはできないか?
三つの要素に絞り込んだ
1 競争
2 結果
3 責任
結果として出てきたアイデアは
「チーム制」の導入
チームごとにリーダーを決め管理運営はリーダーに任せる
リーダー以外のメンバーには別の役割を与える
「ロードワーク担当など」
学習の場 勉強会
月曜にはグランドで練習しないで、ミーティングに集中する
「ピッチャー」は別メニュー
練習メニューは戸惑いがあったものの好意的に受け取られた
変化の準備ができていたのである
「自己管理目標」
「パソコンの利用」
などの工夫も付け加えられ、練習は成果を出し始めた
2)イノベーション
大会まであと半年
「甲子園出場」というも目標を達成するために
何か新し方法を始める必要があった
イノベーションが必要だった
どうやったら高校野球を変えることができるのか?
捨てるもの「送りバント」と「ボール球を打たせる投球術」
この二つを捨てることでイノベーションを起こす「ノーバントノーボール作戦」だった
3)「社会問題についての貢献」
野球部の強みを生かして学校に貢献する。
野球部で取り組んできたマネジメントの方法を野球部以外広めてみてはどうか?
それは、陸上部で、柔道部で、吹奏楽部で成果を上げた
学校の問題児たちをマネージャーとして野球部に入部させる。
1)マネージャー不足だったこと
2)問題児に働き甲斐を提供することで問題を起こさせなくしよう
こらが学校への貢献になると考え実行した。
【おまけ】
なでしこジャパンが世界一に輝いた。
もはや「なでしこ」なんてもんじゃなく
彼女たちが「サムライブルー」
だった。
日本人の素晴らしいメンタリティーを持っていた。
戦い抜く
あきらめない
協力・団結
各上の相手に対し、決勝という大舞台
それも、前後半通じて素晴らしいゲーム内容
そこで満足してもよかった
しかし、彼女たちには少しの慢心も心のスキもなかった
最後の最後まで、一人一人に与えられた仕事を
忠実に、そして戦う姿勢をくずさなかった。
アメリカはつよかったでも 明らかに「根負け」していた。
日本が見習う姿勢がそこにあった。
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