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2011年7月13日水曜日

もしドラッカーの『マネジメント』をもしどらの分析を通じて考察したら 第三章③

「もしドラ」第三章 で引用されている ドラッカーの『マネジメント』の内容に関しての分析


第三章で引用されている内容は、『人をいかに生かすか』というマネジメントの問題






Ⅰ 最初は、いかに働き甲斐のある仕事をデザインするか

再三 引用しているがそのためには

①生産的な仕事

②仕事の成果をフィードバックする

③継続学習の必要性


①の生産的な仕事に関して 『マネジメント』の中ではどう記述されているか?

仕事を分析せず、プロセスを総合せず、管理手段と基準を検討せず、道具や情報を設計せずに仕事に責任を持たせようとしても無駄である。

『仕事に焦点を合わせること』

マルクス主義者は所有関係に焦点を合わせず、仕事の厚生や働く者のマネジメントに手を付けなかった

仕事そのものにやりがいがなければ、どうにもならない。



「やりがいのある仕事、その物自体が最大の報酬ということだと思うが、これほど難しい話もない

世の中にやりがいのある仕事が増えれば、世界が活性化するともわれるが『言うは易し行うは難し』

ドラッカーも具体的な答えは提供できてない」


②フィードバックの必要性

働くものに責任をもたせる第二の条件は成果についてのフィードバック情報を与えること

自己管理が可能でなければならない




「これは工夫の価値あり しかし、どのような情報が最適なものであるかは充分に検討する必要があると思われる

単純な売上なのか 顧客のアンケートなのか?  会社の内容によっても異なるが総合的である必要はあると思う」




③継続学習の必要性


他の専門分野の経験、問題、ニーズに接し、かつ自らの知識と情報を他の分野に適用できるようにしなければならない。

知識労働に携わる作業者集団は、学習集団とならなければならない。




「学習集団という言葉は面白い。確かに、継続する学習集団という言葉に近い現実があるように思う

現実に自分もこうしてブログを書くことで、経営についての継続学習をしている。


これが集団で行われることでさらなる成果がでるのではないか?  今後はそういう方向も考えていきたい」







Ⅱ専門家にどう成果をださせるかという問題


ドラッカーは専門家の知識を実際の成果に結びつける仕事がマネージャーの仕事であるとしている

具体的には

専門用語を使う専門家の通訳となること

「この指摘は的を射ている、人間はそれぞれが個性的である。単独で成果をあげるのは難しい最適な専門家と最適なマネージャーが有機的に組み合わされることで本当に有意義な成果を上げられるというのは、

現実の世界でもよくあることだと思う。そういえば武田信玄も、人を組み合わせて使うことをしていたらしい。

それぞれの個性を知ることと、その能力を生かすことを考え続けることが必要なのだろう」



【おまけ】

賃貸住宅フェアという展示会を東京ビックサイトに見に行ってきた。

相変わらずの盛況で、努力している人が多いことに関心させられる。

展示会では、賃貸住宅に係る様々な業種が展示を出しているが、





講演会も並行して行われている。

どの講演も人があふれるばかりだった。

知識を増やすことの必要性に皆が気づいている証拠だろう。

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