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2011年7月16日土曜日

もしドラッカーの『マネジメント』をもしどらの分析を通じて考察したら 第四章③

「もしドラ」第四章で引用されているドラッカーの「マネジメント」の内容に関する考察


1)成長のチャンス


成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。

準備していなければ機会は過ぎ去っていく





成長するには、トップが自らの役割、行動、他者との関係を変える意思と能力を持つ必要がある。

言うは易く行うは難い


①基本活動を明らかにし、それらの活動に取り組むべきトップマネジメントチームを編成する。

②変化すべきことを知るために、方針と行動の変化を要求する兆候に注意する。

③心底変化を望んでいるかを正直に判断する



変化を常とすべきである、毎日が変化である。変化のうちに生きる。成長を止めることは、会社を止めることになる。

経営者は変化させることができなくなった時点でやめるべきである。

トヨタの会長だか社長だかが言っていた言葉を思い出す「 変化することは危険だが、じっとしていることはもっと危険だ」 

先が分からなくても 今日一日変化すること『小さなことの積み重ね』


『いつくるかわからない変化のため、みなみはそれまで努力してきた。野球部は何かを定義し、目標を決め、マーケティングをしてきた。『お見舞い面談』を実行し、部員達の欲求 価値を引き出してきた。』





2)人を生かすこと

『人が最大の資産』 

『組織の違いは人の働きだけである』

人を資産として、財務諸表に計上すべきであるとの最近の提案の底には、このような認識がある。


『実行』

① その、第一は、仕事と職場に対して、成果と責任を組み込むことである。

② さらに、共に働く人たちをいかすべきものとして捉える

③ 強みが成果に結びつくように人を配置する。


苦手なことをさせるべきではない、気持ちよく働けるような工夫をすべきである。

成果に上げるために必要なことに常に気を配り実行すべきである。


「みなみは加地の野球に対する知識を生かすため、文代の素直でまじめで、賢いという能力を生かすため、文代に加地の『通訳』をさせることにした」





 3)消費者運動


消費者運動がおこるのはマーケティングが機能していない証拠である。

顧客の欲求、現実、価値からスタートせよと『消費者運動』は要求する。


『みなみは、部員達が野球部の練習をさぼることは、『消費者運動』であると理解する。部員達は『サボる』ことを通じて 練習の改善を要求していたのだと 謙虚に受けとめる。』



【おまけ】

全く人間というのはやっかいで難しい。



それは自分も含めてのこと。

思いもよらないことにこだわりを持っていて、正常な判断を狂わす可能性がある。

しかし、失敗を恐れて行動しないより。前に進んで修正するほうがいい。

試行錯誤を続ければ かならず正しい方向が見えてくる。






成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ機会は去り、他所へ行く。

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