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2011年6月16日木曜日

フィナンシャルマネジメント8章 問題2

【問題】


あなたの会社のWACCは10%である。







あなたはある投資を行うべきだと考えているが、IRRは8%しかない。






このようなIRRにもかかわらず、投資を実施することを上司に認めさせる論点は何か?


資本コストを下回る収益率の投資が価値を創造することは可能か?








もし可能なら、どのようにすれば可能なのかを述べよ。












【自分の解答】


WACC(%) = 株主資本コスト(期待収益率) × 株主資本 ÷ (株主資本+有利子負債) + 平均借入利率 ×(1-実効税率)×有利子負債 ÷(株主資本+有利子負債)


ちょっと難しいが


内部収益率が8%でも、上司にこの投資お認めさせるには、リスクの低さ 投資の安定度を強調するしかない。


IRRがWACCを下回っていても、リスクが
少なければ投資としては問題ない






【本の解答】


2つの議論が可能である。




第一に投資が、キャッシュフローでは単純に表せない重要なメリットを持っている。たとえば、士気の高揚や将来拡張するためのオプションの獲得などである。




第二に、投資のリスクが企業の平均的なリスクよりも低いので、


収益率が企業の資本こすとを下回るのが、企業の資本コストを適用すること自体が不適切である。


すなわち、投資のリスクが低いので市場線よりも上に位置することになる。そのような投資は同様のリスクを持つたの投資より高い収益率をあげるので、価値を創造することになる。


【次回の問題】


レバレジ上昇は資本コストに対してどのような影響を及ぼすか?


株主資本コストに関してはどうか?


レバレッジによって〈8A-2〉式の右辺はどのように変化するか?




8A-2式というのは   ベーターの測定   β=P1mσ/σm=資産jのリスク/ポートフォリオmのリスク
















【おまけ】


昨日は久しぶりにパソコンにほとんど触れなかった。最近は毎日のようにパソコンをやっていたので。新鮮な気分の一日であった。









溜りにたまっていた事務作業を朝から夜までやったが、ほとんど終了させることができた。


この季節は、労災の申請、算定基礎届の提出、などの事務作業が重なるが、


こういう決まりきったことを処理することが苦手な自分として、いつもやっているのは


直接役所にいって聞いてしまうことである。


労災や雇用保険に関しても、社会保険労務士に相談すれば顧問料が発生するが、直接役所に行けば無料で丁寧に教えてくれる。


さらに直接受け付ける部門の方に直接指導をねがうわけで、勘違いや行き違いやり直しなどが防げる。


自分としても余計な知識を思えておく必要がない。


あまり関心した話ではないが、役所関係は間に人をいれるより直接のほうが合理的ではないかと考えている。

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